先日、仕事を早めに切り上げて不動産コンサルティング協会の有志たちが集まる勉強会に参加してきました。
内容は、実際に相談があった相続案件に対して、「あなたならどのように対応しますか?」というテーマに対してそれぞれが意見を出し合うもの。
何か試験であれば、通常正解が一つあるものですが、私たちが関わる不動産の相談事においては答えが一つということはありません。
お客さんには様々な背景・事情がありますので、当然コンサルティングの内容も多様になってきます。そして、その多様なコンサルティングの内容をお客さんとともに取捨選択し、できる事からひとつづつ課題解決に向けて実践していくことが我々のコンサルティングです。
ところが、まだまだ巷では「不動産コンサルティング」というものに馴染みがないため、一般的にはその役割やメリットについてほとんど知られていません。
私は、不動産コンサルティングを…【トラブルを未然に防ぐトータル的な財産の情報整理とその管理】が大きな役割ではないかと思っています。
もちろん、問題が起こった後でもその問題をいかに最小限にとどめるかお手伝いできることはたくさんありますが、その時はどちらかというと外科的手術のように、何かしらリスクをともなうことが多いように思います。
病気を治すときにも、体の状態や症状が解らないと正しい処方はできません。また、家にある薬もどの薬がどの病気に効くのか、誰の薬なのか、きちんと整理されずに誤った服用をしてしまうと大変なことになってしまいます。
つまり、我々不動産コンサルタントの役割というのは、病気に例えると、お医者さんであったり調剤薬局みたいな役割かもしれませんね!(良いように言い過ぎかな(笑))
ということで、所有不動産の事で良からぬ症状や不安があった時には、「転ばぬ先の杖」としてお気軽に弊社のコンサルティングサービスをご利用ください。